ママアース
ブログより「ママアース」
随分前ですが西伊豆でブレスワークのワークショップがあり参加しました。
早く呼吸をし、太鼓のリズムや音楽で誰でもが深いトランス状態に似た感じになっていきます。
音楽のせいもあってか、私自身のイメージは、アフリカのジャングルでお祭りのお面や飾りをつけダンスをしています
何故か足もとにジャングルが見えていて、相手の男性と二人で太鼓のリズムに合わせて踊っているのですが
やがて二人とも大地の中に溶けて行って、気が付くと自分が大地そのものになっています。
ジャングルが消えてやがて町にそして、ビルが立ち並び高速道路ができ、車が町の中を走り、アスファルトで地面が覆い尽くされます。
大地の私は、アスファルトで息ができず苦しくて実際に、その時涙を流して泣いていました。
水がとても汚れていくのがはっきりと、感じられました。
動いて壊してしまう事もできるのですが、それをしてしまうとそこにいる人も建物も全て壊れてしまいます。
動くこともできずに、ただ泣いていました。
どのくらい泣いていたのか、とても長い時間のように感じたのですがあるとき、空から光がさしてきて、その光とともに水がどんどん綺麗になってきて、最後は、本当に美しい青い透明な水の惑星が見えていました。
至福感、、言葉では表せないような幸せな感覚が体中で感じられました。
次の日に、あれはなんだったのかとぼんやり考えていると、海を下にとどんどん潜っていく自分がいて、海の底から大きな真珠をとってきました。
イメージの中では直径10センチ位のとても大きな真珠です。
海の上にでて その真珠が文字に変わりました。
「人を信頼すること」と空の上で文字が浮かびました。
多分15年位前のことなのですが、今でもはっきりとこうやって書けるくらいリアルに覚えています。
この時は、自分は母親である、という事をこんな形で体験したのかな、と解釈していました
その後、自分の経験の中でも光がさして、周りの環境が変わって、今はとても心地がいい場所にいる、あの時よりも、もっとその光が本当のものであると実感しているように思います、
今は、光がさして現実が変わる、それだけでなくひとりひとりが、変わる事で地球そのものの環境も変わる美しい青い透明のブルーの水の惑星、に戻るのだと受けとめています。
私たちの肉体は、地球からもらったもの
ちょうどそのころ、阪神大震災後でエクトンに住む場所に関して聞いたら、「ママアース、ママアースって呼びかけて自分で聞いてごらん、わかるから」と言われました。最近続けて色んな事があって忘れていた「ママアース」という言葉を思い出しました。
ママアースという言葉と思いが自分の体が大地からもらったものだと思い出させてくれます。
地震や津波は、もう我慢が限界にきて動いてしまった結果なのでしょうか。
自分の産み出した子供たちを自分で壊してしまわなければいけない母親がいるとしたら、こんな悲しい思いはないでしょう。
現実の社会の中で子供達を育てることが今、とても困難な時代になっています。
母親でいることが、たくさんの責任や要求が当然のことのようにやってきて重圧であるようにさえ感じます本来なら重圧より、楽しみや喜びであっていいはずなのに。
エクトンとの会話は、何よりも母親であることも尊重してもらえたようで私には、ほっとするものでした。
でも同時に親であることの厳しさも。
「父親がいないなら、あなたが両方しないといけないよ」という会話も心に残っていますが現実には、たくさんの人にささえられていたと今になっては思います。
ママアース
誰でもが誰かの子供であり、地球の子供
自然にもどること、
親であること、子供であることが自然に楽しめる世界になると
地球も自然に元の状態に戻っていくように思います。